11月14日に高知県食と栄養の会主催による調理講習会が四万十市で開催され、わたくし管理栄養士が調理助手を兼ねて参加させていただきました。
講師は高知割烹学校の校長であり、テレビでもご活躍されている高橋本先生です。行き帰りのJRをご一緒させていただいたのですが、初対面にも関わらず、気さくに色々なお話をしてくださり、テレビと変わりない高橋先生の大らかな人柄を感じました。
講習は『届け!心身のバランスを助けるおやつ』と題し、手作りおやつ4品(・みたらし味のおやつ・秋の里ねり・ナッツ入りおはぎ・にんじんスナック)を実習しました。はじめに高橋先生からおやつに関しての思い入れをお話していただきました。高橋先生ご自身のお父様がご病気になり入院された時に、病院でおやつに“カステラ”がだされたことに感激されたそうです。気がめいりがちな入院生活の中で、思いがけず心身ともに潤う瞬間が訪れたそうです。そのような思い出もある中で、作る側の段取りや、コスト面にも配慮したレシピを考案してくださり教えていただきました。実際の調理実習は手際よくあっという間に出来上がり、先生を囲んで和やかな試食会となりました。簡単でシンプルながら、どなたにも食べやすく、ビタミンや食物繊維がプラスされたり、高知県産食材が使われたりと、オリジナリティーがありながらどこか懐かしく、美味しいものばかりでした。
さっそく施設に持ち帰り、これからのおやつに取り入れてみたいと思います。きっと皆さんに喜んでいただけると思います。
管理栄養士 明神麻由美