4月11日(月)にスウィート・ハート・ホーム2階食堂ホールで炊き出し訓練を実施しました。
この訓練は賞味期限の近い非常食の入れ替えをかねて、電気・ガス・水道が使えない状態での食事作りを体験し、防災意識を高めることを目的として行いました。
当日は9名が参加し、ポリ袋を使ったご飯の炊き出しと非常食の豚汁・けんちん汁を作りご利用者や職員で試食しました。出来上がった食事は温かく、災害時の栄養補給のみならず、心を癒し元気の源になるのだと実感しました。訓練を実施する中で、限られた資源の中での食事作りの難しさや、刻み食やペースト食などご利用者の食事形態に合わせた非常食の準備をどうするかなど課題もたくさん見えてきました。今後も訓練を繰り返し行い、防災意識を高めていきたいと思います。
折りしもこの訓練の後、4月14日夜に熊本地震が発生しました。この地震により亡くなられた方々に慎んでお悔やみを申し上げます。今なお余震が続いておりますが、避難生活を送られている方々が一日も早く日常生活を取り戻されることを心よりお祈り申し上げます。