11月17日(日)に、第8回事例研究発表会を開催しました。事例研究発表会は、各事業所の課題や取り組み事例を発表し、情報を共有することで理解を深めてもらい、専門職として自らの在り方を振り返るきっかけにすることを目的としております。
今回は2つの事業所に発表していただきました。まず、『こんにちはサイタです~住み慣れた地域で暮らしたいを支えます~』と題し、小規模多機能型居宅介護事業所サイタの井関介護福祉士より、小規模の通所・宿泊・訪問サービスうち、“訪問”のサービスに焦点をあてた発表がありました。訪問は実際にご利用者の自宅への訪問となるため、信頼関係を築く大変さや、ご利用者が在宅生活を継続していけるように、どのような支援をしているかなどを発表して頂きました。
次に、『本人の変化に合わせたケアマネの関わりと他職種連携』と題し、居宅介護支援事業所ポムの三上介護支援専門員より、一人の男性が年老いていく中で、病院への入退院や老健への入退所を繰り返しながら在宅での生活が送れるように、各ケアマネや福祉用具業者、理学療法士など他職種で関わり、その時々の本人の状態に合うサービスを一緒に検討していったことや、ご家族の大変さや希望などを発表して頂きました。
最後に、外部講師による講演として、よさこい笑いヨガクラブ(ラフターヨガクラブ)代表の藤崎栄子様に『笑いヨガ』の基本エクササイズを参加者全員で行いました。
『笑い』は最高の良薬です。笑うことで体中に酸素が行き渡り活力、免疫力がアップします。最初は恥ずかしさもありましたが、徐々に笑いが楽しくなりました。
今回の事例研究発表会では、他事業所の工夫や情報をたくさん知ることができ、とても有意義な時間となりました。これからも同じ法人内で協力し合いながらサービスの質の向上を目指して取り組んでいきたいと思います。