当法人では、起震車を体験したことがある職員が少ないという事もあって、BCP訓練の一環として、2日間起震車に来ていただきました。
実際に震度6の場合と震度7を体験し比べてみると、震度6と7とでは全く揺れの強さが違い、震度7では床に手をついて座り、揺れを耐える体制を取っても、その場には留まれなほどの揺れでした。この強い揺れが東日本大震災では3分間も続いたと聞き、とても恐怖を感じました。起震車を体験したことで、緊急地震速報がなった場合の行動や夜間勤務中、入浴介助の時など、どのように行動をするべきかなどの意見が職員間で飛び交うようになりました。
今年8月に南海トラフ臨時情報が初めて発表され、改めて施設の防災設備や備蓄品の確認、避難経路の確認などを行いました。今後も防災意識を高めるため、また、いざという時に迅速に命を守るための行動が出来るように、繰り返し訓練を行っていきたいと思います。