11月19日 (日)に、第7回事例研究発表会を開催しました。事例研究発表会は、各事業所の課題や取り組み事例を発表し、情報を共有することで理解を深めてもらい、専門職として自らの在り方を振り返るきっかけにすることを目的としております。
今回は、外部講師による講演として、株式会社大塚製薬工場の管理栄養士でNRサプリメントアドバイザーでもある米澤星子様に『経口摂取について』、リモートにてお話して頂きました。講演では口腔ケアを行っている動画を視聴して口腔ケアの実施方法を確認したり、嚥下障害者用のゼリーをご利用者が実際に食べるサイズですくって、噛まずに飲み込んでみたりしました。
職員による発表は2事例ありました。1例目は『コロナ渦を生きてきて今、感じる事』と題し、特別養護老人ホーム スウィート・ハート・ホームの西尾フロアリーダーより、入所されているご利用者への新型コロナウイルス感染を防ぐために、日々どのように工夫しているかや、クラスターになった時の対策、大変さなどについて、自分の感じた思いとともに発表して頂きました。
2例目は『コロナ渦による、デイサービスのレクリエーションの変化』と題し、デイサービス・ショートステイセンター サイタの三宮介護福祉士より、感染を防ぐために、今まで普通に出来ていたカラオケやクループでのレクリエーションが出来なくなったこと、ウイズコロナとなり、感染対策をしながら出来るレクリエーションを探して工夫したことなどを発表して頂きました。
今回の事例研究発表会では、感染対策や今後のケアに役立つ情報をたくさん知ることができ、とても有意義な時間となりました。これからも同じ法人内で協力し合いながらサービスの質の向上を目指して取り組んでいきたいと思います。